155.RED BULL 400
世界で最も過酷な400m走、大倉山シャンツエを駆け上る
今年に入って、月200Kmペースで練習ができているので、体調も良く順調に体ができあがっている。
しかし、61歳となり加齢とともに、疲労も蓄積しやすく抜けづらくなってきているので、休養も大切になってきた。
3月にはN〇〇アカシア走友会メンバーと2020東京オリンピックのコースを試走。
東京支部北海道本部合わせて10名参加。天候にも恵まれ楽しいイベントとなった。
さて、今回のREDBULL400の札幌大会は、今年で4年、5年目?の開催となる。
2年前にTVのニュースで知り、昨年は走友会メンバーが参加したので、札幌在任中に
思い出として参加しようと決意。ジャンプ台を走ることができるのは国内で大倉山スキージャンプ場だけ。
今年の参加者は、リレー含めて1000人に達したらしい。
個人参加男子は8ヒート(1ヒート約80名)、女子は2ヒート。年齢順で構成されているらしい。
ゼッケンは105番なので、年齢は上から5番目か? 走友会から男子2名、女子1名が参加している。
かかりつけのお医者さん(N〇〇札幌病院院長)によると2年位前に、若いランナーが筋肉を完全に疲労させ
急性腎炎で緊急入院したとのこと。長距離走には役立たないので、決して無理しないよう忠告を受ける。
今回は、普段は踏むことのできないジャンプ台やアプローチ、ランディングバーンを
踏みしめながら楽しむことが目的なので、怪我は絶対にできない。
1. 準備
天候は快晴、気温は25℃前後なので、下はハーフパンツ。上は参加条件であるRED BULLのTシャツ着用。
ラバー軍手(斜面のロープを使って上るため)。カメラ。
2. コース
大会HPからの説明文は以下の通り。
『スタートから100mを越えたあたりからスロープの斜度は30度を超え、立ったまま登ることが困難になりはじめ、
その後に待ち構える最高斜度37度に達するK点の壁では心拍数がほぼMAXに。高さ3mを超えるジャンプの
踏み切り台とのギャップを埋めるために設置されたスロープをクリアして最後の100mへ。』
ランディングゾーンからスタートで、斜面手前までの下り100mを走り、ジャンパーが着地する斜面の中間あたりまで100m駆け上る。
そこからジャンプ台手前まで100m、最後にアプローチ部分100mを上ってジャンプのスタート地点がゴール。
アプローチとジャンプ台が板張りで保護されている。あとは格子状の太いロープが敷かれている。
3. スタート&ゴール
スタート前に準備運動や100mほど練習で走るなどしながら、時間調整。
号砲でスタート
最初の下りは無理せず普通に走る。斜面を少し上ると、もうはいつくばって両手で交互にロープをつかんで登る。
ここからずっと下を向いたままになる。どのあたりを上っているのか想像がつかない。時々立ち上がろうとするが、
そのまま後ろに倒れるような感覚になり、ふらついたりするので、うつむいた状態が安全。
ロープをつかみながら登るのも徐々にペースをつかめてきたので、ランナーを抜くことができた。
ジャンプ台まで5.6人は抜いただろうか。
ジャンプ台前では立ち上がることができたが、息を整えるのが精いっぱいで振り返ってきた道を見る余裕がない。
ジャンプ台からアプローチの斜面もはいつくばって上る。ここでも4,5人は抜いたが息が苦しい。やっとの思いでゴールになだれ込む。
7分1秒。しばしゴール内のマットの上で座って息を整える。周りには、寝転んでいるランナーが多い。
ゴール後レースを展望台から見学、若いランナーほど早いが、ゴール後の疲労度合いが半端ない様子。
倒れこんで動けないランナーが多くなる。
リフトで麓に降りて、観客席から応援。リレーは意外と面白い。自衛隊対抗、学生対校、一般のリレーは見ごたえがあった。
気温も上がり、すっかり日焼けしてしまった。ビールもウオッカもおいしかった。昼食はカツ丼弁当で満足。
完走メダルをもらって、地下鉄まで走って下る。
その日の夜中に発熱。久々の体験、全身疲労の証だ。
4.大会の影響と洞爺湖マラソン伴走
翌日は洞爺湖マラソンの応援。走友会メンバーAさんを伴走。スタート40分前に先に出発して中間点で、
待ち合わせて、ゴールまでしっかり伴走する。
走友会メンバーAさんは一度も歩くことなく5時間18分台でゴール。
二日間たっぷり走った至福の週末だった。
月曜、火曜はさすがに疲労感あるが極端な筋肉痛はなかったので、階段の上り下りには支障なし。
早めの就寝。水曜からジョギング再開。
次回の予定
・会社のグループ駅伝(モエレ沼6月)
・十勝岳トレイルラン55Km
・走友会のイベント⇒北海道マラソン(8月下旬)&豊平川サーモン駅伝(9月)