152.北海道マラソン
昨年に引き続き3度目の参加。今年は気温は昨年より低いが湿度が70%前後と蒸し暑い。
夏のランニングンの厳しさを目の当たりにする。
〇今年最初の大会は会社の6月9日グループ会社駅伝。
4月から今年入社社員との練習会、アカシア走友会の練習会を何度か行い大会に向けて盛り上がる。
大会当日、いつものとおりウオーミングアップ兼ねてモエレ沼まで社宅から約10Km 走って会場へ向かう。
会社の若手女子社員(昨年走友会に入会)のFさんとゴールまでデッドヒートで惜しくも追い抜かされてしまうが、
4.2Kmを5分5秒/Kmで走れたので満足満足。
アカシア走友会女子部は優勝二連覇。札幌ビール園での祝勝会も盛り上がり恒例の3次会までさらに盛り上がり楽しい一日でした。
(黄色ウエアが筆者)
〇走友会の合宿(7月28-29日)
毎年恒例、合宿です。今年も野幌森林公園のキャンプ場で1泊2日。参加者11名。
2日間にわたり原始の杜の林道内を36Km走りこみました。夜は遅くまで内臓も鍛えました。
(野幌森林公園キャンプ場にて1泊二日の合宿;黄色ウエア筆者)
〇自主トレマラニック(札幌〜新十津川(国道275号線、JR学園都市線)85Km)
耐暑練習のため、気温30℃の中、日帰りで走る。
自販機やコンビニなく給水できない耐久レースなみの練習でしたが、これで北海道マラソン対策はばっちりです。
(廃線予定の学園都市線終着駅 新十津川駅)
〇北海道マラソン(8月26日)
さて、今年も北海道マラソン参加。
道内道外から、会社OB現役、走友会かかわらず集まってくる。
会場近くの会社のビルで着替えや荷物置場として
利用させてもらうので、今年も40名が集まった。
心配された台風の影響がなくなり、曇、気温は25℃を超え、さらに湿度は70%を超える。
夏のフルは厳しいのが当たり前なのだが、
東京の梅雨時にフルマラソン走るようなものなので、初フルや初心者には
基礎的な走力がないと本当に厳しい条件。
○目標
昨年は、初フルKさんの伴走をして無事4時間38分台で完走。
今年は、昨年も完走ができなかった30代半ばのTさん、
更に、東京勤務から戻った横浜マラソン5時間で完走した40代半ばのEさん、
前述したグループ駅で女子部優勝かつ過去数回勝田マラソン4時間15分ほどで
完走経験のある若手女子社員のFさん
のペースメーカーとして4時間45分でゴールを目指す。
ハーフまではキロ6分30秒以内で行きたい後半は7分台になることを十分想定している。
○スタート前
スタートラインまでは約9分かかっての実質スタート。
全員と迷わないように、ヘリウムガス入り赤い風船を前日、薄野のバルーン専門店で入手。
エイドの休憩以外は絶対歩かないことが合言葉。
Kさん;3回北海道マラソンに挑戦するも30Km関門でリタイア。
今年洞爺湖マラソン5時間半で初完走。ただし歩きが入ったので走力はたりない。
練習量も少ないので不安であるが完走経験が大きな期待。
1ケ月前の野幌森林公園の合宿では、期待できる走力。
Eさん;横浜マラソンを5時間で完走。合宿では、ウエア厚着で熱中症になる。暑さの走りに不安あり。
基礎走力はあると思うが、暑さ対応がポイント。 自然体で持ちタイムより30分は遅くなる。
Fさん;勝田マラソン3回完走、4時間15分持ちタイム。30分遅くなっても一番完走の可能性があるが、
20℃以上での長距離ジョグや、フルの経験がないので、ペース配分がポイント。
(野幌森林公園キャンプ場にて1泊二日の合宿;黄色ウエア筆者)
今回エプソンのGPSウオッチJ350を購入した。
1Kmごとのラップを確認しながらできるので
ペースメーカランナーの心強いマシーンを投入した。
○スタート
会社の前で恒例の社員撮影。
(赤い風船が筆者)
気温は18℃くらいであろうか、涼しい。天候晴。雨の心配はない。
昼間は曇り、今年も25℃まで上がる予想。湿度は70〜80%。
参加者はフルで2万人。
9時スタート。
大通公園西4丁目の交差点がスタートになるが、
記録別にスタートするので、4人の中で一番後方スタートに合わせて
西7丁目後方辺りからしばらくスタート地点まで歩くことになる。
実際のスタートには9分ほどかかった。
大通4丁目からすすきの交差点を抜けて、中島公園の入り口を左折。
混雑が激しいので、3人の位置を確認しながら道路の端を走る。
キロ6分ペース。曇ってきたので日差しを感じるがとにかく蒸し暑い。
幌平橋をわたっても依然として混雑。
地下鉄中之島駅を通過し、中之島1条7丁目を左折。
平岸小学校を左折し北上する。
皆離れずにいるので赤い風船がいい目印になっているようだ。
このあたりで約5Km地点(30分30秒ネットタイム)。
予定のペース。一汗かいているので6Kmあたりで給水。
地下鉄平岸前を通過し、南7条大橋まで戻って、
創成川沿いに北上し、テレビ塔横のアンダーパスを抜ける。
下りは全身リラックスして脚も腕も肩も休める。
登りは、ふくらはぎを使って走って腿を休ませる。
けっこう大事なポイントです。
このあたりで10Km地点(1時間2分)。
予定ペースであるが、3人とも給水を必ず要望するので、汗は結構出ているようだ。
沿道から、風船がんばれと声援をもらう(最後まで声援を受けることになった)。
北7条通りに入り、北大校内を右に見て、左には競馬場を見ながら北上する。
依然として大集団が途切れることなく進んでいる。
少し遅れ気味でいたEさん12Km地点で急に休みたいと言う。前日熱を出したらしく、汗もけっこう出ている。
しばし、歩きながら様子も見ていたが、一休みしてから、マイペースでいくとうので、ここで致し方なく分かれる。
ペースを上げて、前を行く二人に追いつく。二人はペースよく走っているので一安心。
新川通に入り、JR学園都市線の手前で右折。
札樽自動車道を越えて左折し、新琴似の町中を進むと、先頭集団がやってくる。
曇っているので日差し暑さは感じないが湿気が多く蒸し暑い。
15Km地点で1時間34分。
以前予定通りのペース。
二人とも会話の息遣いも楽なので順調なペースといえる。
キロ6分半ペースになっているので完全にジョギングペース。給水はしっかりとっている。
新琴似2条13丁目を左折し、西野屯田通りに入り
ガソリンスタンドで、トイレ休息。
少し入ってからFさん太ももの張りを感じているらしい。
新川通りに入ればアカシアのエイドがあるので、コーラなどしっかり給水給食ができる。
励ましと、太もも負担を軽くするため、ふくらはぎを使う感じで走るようアドバイス。
新川と琴似発寒川の分岐路で再び新川通を北上す。
19Kmのアカシアエイドで給食。 二人とも会話せずに黙々とコーラと給食。
会話がないので少し不安。
エイドをでてからTさんも太ももの張りを訴える。18Kmすぎからペースが極端に落ちてくる。
20Km地点で2時間10分。
ハーフ地点で2時間18分。
23Kmまでキロ7分。その後はキロ8分台まで落ち込む。後方のランナーにどんどん追い抜かれる。
足は前にでず、歩幅が狭くなる。ピッチは変わらないので、まだ気力はあるようだ。
25Km地点で2時間49分。(残り17Kmを2時間10分で完走しないといけない。キロ7分半のペース)
折り返しまでが遠く感じているだろう。
25Km過ぎの折り返しまで、とにかくがんばろうと励ましながら走るが、ペースはあがらない。
このまま8分台では、完走は無理。
なんとか7分台まで上げたいのだが、足が攣りそうだという。今にも歩きたいようだ。
26Km地点で2時間56分。(残り16Kmを2時間4分で完走しないといけない。キロ7分40秒のペース)
26Km過ぎで、Tさん座り込む(結局ここでリタイア)。
Fさんはまだ足は動いている。前方に大会関係者残り30分で30Km関門を伝えている。
このまま歩かなければ、なんとか関門通過できそうであるが、そのあとが難しそうだ。
30Km関門までぎりぎりまで並走すると、私自身がその後の関門が厳しくなる。
(難しくはないが、残り12Kmを1時間20分で走ることになる)。
Fさんと残念ながらここで別れることにした。
(Fさん2分前に関門制限となる。)
この後は、キロ4分後半で30Kmまで走り、そのあとは、5分台で進む。
30Km地点で3時間20分。
35Km地点で3時間52分。
37Kmの会社のボランティアエイドであいさつして、キロ6分台でひたすら飛ばす。
35Km地点で4時間24分。
途中何度か、公式ペースメーカを勘違いされて、ゴール時間を聞かれる。
安心させながら、本人は必死で走る。
結局、5時間の制限時間間近のグロスで、
4時間48分44秒(ネット4時間39分23秒)でゴール。
30Km以降の関門時間が厳しい。
〇敗因は?
夏の長距離ジョグの走り方の経験不足
暑さ、蒸し暑さなど、本州の本来のフルマラの時期とは環境が全く違うので、少なくとも30Km走の経験
給水給食特に塩分補給、ペース配分の準備が必要。
Tさん、Eさん、Fさん来年こそは完走目指しましょう。
来年も赤い風船でペースランナーしますからね。
午後3時から、会社の近くで懇親会30数名参加。
皆で反省会、反省の足りない人は2次会3次会を重ねた。
11時過ぎに帰宅。走ってた時間より長かった(反省?)。
来年も赤い風船でペースランナーがんばるぞ!!
【緊急 平成30年北海道胆振東部地震発生 3月6日午前3時8分】
次回更新時に記載します。
次回の予定
9月22日 豊平川サーモン駅伝