1462017カムイの杜トレイルマラソン43Km

 

今年最初の大会&初参加、北海道で2回目のトレイルラン

 

今年は1月から河川敷土手の雪中練習や地下歩道空間を利用しての練習を中心に、

久々に月間200Km前後を走ってきた。

北海道の自然を堪能するため、今年はトレイルランニングの大会を目標に

7月下旬の北大雪ウルトラトレイル80Kmにエントリーした。

このため、自宅(テレビ塔裏)をスタート地点にして、

3月には、丘を3つ越える夕張までの60Km走、

4月には朝里川温泉までの30Km走と中山峠往復(復路は豪雨のため定山渓で終了)64Km走、

5月の連休は、真駒内〜盤渓〜福井〜円山公園を巡る30Km

とそれぞれ峠、山越えに相当するルートで持久力強化を進めてきた。

今回の旭川郊外のカムイの杜43Kmが最終の練習調整である。

 

 

○目標

 事前情報によると、林道を中心としたコースで高低差最大で300m程であるが、

8か所くらいの峠&山を越えることになる起伏多いコース。

広めの林道を通るので走ることのできる区間が多いとのこと、

17Km地点あたりの送電線の鉄塔に上る急斜面が一番の難所とのこと。

6時間から6時間半でゴール位のゆっくりペースを想定し、

一番の練習ポイントは上りをしっかり歩ききれるかどうか。

 

○準備

 春先なので、熊出没対策が一番の悩み。大会事務局からは、熊鈴が携帯必須。

緊急連絡時の携帯番号や、コース上には、オフロードバイクで巡回するなど、

初めて経験する緊迫感のある大会。

加えて、前日からの雨模様でもあり、ぬかるんだ山道に苦戦するかもしれない。

給水箇所は3か所あるが、給食は十分でないので、持参するのが賢明。

水もペットボトルが必須。

 

・ウエア―;ショートパンツ、半袖、ウインドブレーカ(雨対策)、泥除けシューズカバー

・シューズ;トレイル用シューズ(ニューバランスMT980BY

・持ち物;バックには、

熊対策用の折り畳み傘(熊と遭遇したときに威嚇しながら非難できる)、

ペットボトル、昼食用サンドイッチ、緊急用チョコレート、

カメラ、携帯電話、着替え用半袖

 

5時に、N○○アカシア走友会のメンバー4人と乗合で、スタート地点に到着。

8時スタートとなる。43Kmの部は113名エントリー(男子99名女子14名)。

全体的に3040代と年齢層が若いようだ。

また、お互いに顔見知りも多いようでウルトラとは違った親近感のあるトレイル仲間の大会という感じだ。

数人自衛隊員もいる。

走友会メンバーは30代の女性を除くと、5060代のおじさん3名なので平均年齢を挙げてしまったかも。

 

○スタート

気温は13℃くらいであろうか、天候曇。このまま雨が降らないことを祈る。

今回初めて走友会の名入りウエアを着用。

(左から、筆者、Kさん、Nさん、Iさん)

前半の10Km過ぎまでは、坂はすべて走りきることができた。

起伏が多いのだが、参加者が少ないことと車1台通ることのできる山道なので、

窮屈さを感じずマイペースで走ることができる。

送電線の鉄塔手前の上りは、かなりハードな坂。岩場でないので、

雨が降ったらおそらくドロドロで滑って登れないのでなないだろうか。

頂上からの景色は広い北海道の丘を見渡せる。

しばらく尾根づたいに行くと、通信用無線電波の反射板があった。

平坦な道と坂道は走り、少々急な坂道は歩きに徹するウルトラ走り。

最初のエイドが山を下った20Km地点付近、時間は2時間半経過なので、

少々早すぎるペースだが、体調は良好。

オレンジがおいしかった。

雨は降る気配がない。気温も15度程度か。

汗をあまりかいていないようで、のどの渇きは少ない。

ほどなく、国道にでる。23Km地点。1Km程走って再び山を登っていく。

前後のランナーは、少なく抜かれることも追い抜くもない状態が続いている。

エイドでオレンジを食べたのが引き金なのか、

急にお腹が空いてきたので、サンドイッチをほおばる。

これが大正解で元気復活。しっかりウルトラ走りと坂道の歩きに勢いが出てきた。

平地は太ももを使って走り、坂は脹脛を使って上り、下りは足全体をリラックスさせて

太ももと脹脛を休ませるウルトラ走りだ。

エンジン切り替えが多いが、今のところリズムよく走っている。

坂道でランナーを追い抜く場面が増える。晴れ間も出てきて少し気温が上がってきた。

ペットボトルで時折給水。

30Km付近のエイド手前は、小さな川が前日までの雨でかなり崩れていて、

ところどころ足元が危なっかしい。

ランナーとすれ違う最後の区間。

エイドで給水、オレンジ、ケーキパンをしっかり給食して

シューズの調整をして再スタート(約4時間10分経過)。残り10Km程だ。

ほどなく、走友会のメンバーとすれ違い声を掛け合う。

それほど離れていないようだし、皆元気。

40Km地点のエイドまでの尾根伝いの区間は、低木やフキのような草木が多く、足元が見づらい。

ただ岩場でないのでそれほど危険さはなく、ゆっくりだが走りきれる。

全く前後にランナーが感じられない。

ここまで崖や岩場、ぬかるんだ坂もなく全体的に走りやすい。

40Km地点エイドで旭川市内を望む高台がチェックポイント。ランナー同士で写真を撮りあう。

(後方は旭川市内)

残り3Kmは下り坂。膝など足に故障が出ないようにゆっくり慎重に下る。

 

5時間36分でゴール(48/99人)。

胃のムカツキは、走行中は全くなし。ゴール後少しムカツキがあったが、問題なし。

予定より3050分早い分、足の疲労が多い感じがする。

まずは、順調な仕上がり。

 

走友会3名のゴール写真をしっかり撮ってめでたしめでたい。

北海道の自然を満喫できた至福の一日でした。

 

帰る頃になって、会場は本降りの雨となる。

 

次回の予定

 

6月10日 会社のグループ駅伝

7月23日 北大雪ウルトラトレイル(80Km