139.2016狩勝トレイルランニング

 

今年最初のジョグは、例年恒例の山の手1周ジョグで新年の都内を走る。

相変わらず、東京の天気は良く、温かい。

 

札幌市内は、1月には、根雪となる。

さてジョグや練習をどこでしたらよいのか、走友会メンバーに相談。

大抵のランナーは、体育館の周回コースを利用しているとのこと。

豊平区の体育館「北海きたえーる」、丘珠空港の隣の

「コミュニティドームつどーむ」。走友会の練習会で体験する。

都内の体育館よりは距離が長いものの単調な練習は飽きやすい。

2時間も走ると、もういいかな。

ランナー開放日が比較的多いつどーむの回数券を購入し4回ほど通う。

毎回、混雑していて札幌のランナーの練習場所確保の苦労がわかる。

とはいえ、圧雪状態では、なんとか雪道でも走ることができるので、

自宅そばの札幌ファクトリー周辺や、豊平川河川道路の歩道を、

十分に足元に気を付けて走る。

除雪もされていて、幌平橋やミュンヘン大橋までは往復できる。

雪解けが進むとその先の藻岩橋まで往復できるので何とか15Kmほどの

練習コースは確保できる。

天気のいい日は気持ちがいいのだが、風が冷たいので防寒対策を

しっかりして走る。ほどよい汗もかけて気持ちがいい。

1月の中旬に、走っている途中に吹雪になり、メガネは雪で前が見えなくなるわ、

顔は冷たいやらで久々の冬の北海道の嵐を堪能した。

2月後半からは、なんとか、河川敷も走れる日が多くなってきたので、

練習量も徐々に増えて、3月4月は月100Km走れるようになった。

距離を走れない分は、トレーニングジムで筋トレで補う。

また、8年ぶりになるが、中央区主催のバトミントン教室にも通い、

筋トレに力点を置いた。

バドミントンは、教室が終了した後、会社の知り合いを通じて、

5月から会社の元バトミントン部監督が運営している菊○小学校の学校開放を

利用して夜に毎週2回通い、筋トレの補助として活用している。

 

6月のサロマ100Km,7月の北オホーツク100Km,8月の北海道マラソン(フル)を

エントリーをしたので、本格的に練習をするあるため、週末には、

真駒内公園往復20Kmや北広島方面の自転車ロード20〜30Km

の練習を開始する。

大会コースも練習コースも平坦なため、短期間での体力強化で何とかなりそうなので、

5月にトレイルに参加することにした。

 

狩勝峠の旧国鉄線は、日本三大車窓と言われていた風光明媚なというより、

北海道の大自然を満喫できるコースとの紹介をHPで探し当て、

今回大会参加(20Km)することにした。

前半8Kmは高低差200mの上り、後半は9Kmの下り。

鉄道路なので、走りきれない急坂はないだろう。

 

(今回の目標)

ウルトラに向けた練習であることから、

1. ペース配分を一定に保つこと

2. 坂道は、基本的に走りきること

3. 体の不具合箇所の発見、特に胃の具合のチェック

 

(準備)

半袖の上下、ウエストポーチ、カメラ、GPSロガー(走行ルートの記録)

熊鈴(大会参加の必需品で北海道らしい装備)

 

昼に藻岩橋往復ジョグ、夜のバトミントンの練習を終え、夜9時半に市内をレンタカーで出発。

一般道で大会会場に午前2時に到着。

久々に車中泊するが、夜中は冷え込んで、車のヒーターを明け方まで付ける。

4時前には、空は明るく、まぶしい日差しの朝6時に車内で朝食

(サンドイッチ、バナナ、シュークリーム、紅茶)。

気温は22度。

 

8時前に、SLを展示した駅構内で受付を行い、9時半開会式。

参加者はこれまでで最高の300人を越えたそうだ。

昨年、一昨年は雨でぬかるんだ山道と寒さで大変だったそうだ。

今日は、帯広で32度くらい、ここも標高300mを越えているが、

30度近くになるであろう。

日陰に置いた、レンタカーに装備された外気温計は、ゴール後12時半には

32度を示していた。

 

(大会模様)

旧新内駅(標高330m)を10時にスタート、20Kmの参加者は196名(完走172名)。

そのうち女性は19名。

完走者名簿で見ると道外は東京都と埼玉県の3名だけで、ほとんどが帯広周辺と

札幌、旭川、釧路方面。

12Kmと4Kmの参加者を含めると、310名。

かつての鉄道線路跡を狩勝峠に向かって、緩やかに8Km(高低差約200m)上っていく。

単純計算で100m走って2m上ることから、負担の少ない坂。

一部は林道化しているので、足元は悪いが、山道ではない。

最初の5Km は体調の具合を見ながらゆっくり進む(6/Kmペース)。

延長770mに及ぶ大カーブを過ぎると、

Km地点に新内隧道。

隧道内はヒカリゴケが生息しているそうだが立ち入り禁止。

しばらく行くと展望台があり、狩勝峠の案内板がある。

広大な十勝平野を一望でき、左側には大雪山系が見える。

 

折り返し地点の狩勝隧道に到着(8Km 48分)。標高520m地点。

給水で一休み。ここまで、暑さはあまり感じていない。

坂道の負担もあまり感じず、まずまずの走り。

帰りは、林道コースに入り最後の4Kmほどがまた鉄道路になる。

下り坂が続くが、スピードを上げず自然体でほを進める。時折緩やかな上りがあるが、

全く苦にならない。風が止んで、日向はさすがに暑い。

唯一、15Km地点手前の急こう配の坂道50m程は歩きを入れた。

16Km地点で、再び鉄道路に入る。小笹川橋梁駅で、小笹川にかかるレンガアーチ橋が名所。

橋のたもとに降りて、写真をとる。

ここから緩やかな上りが続く。歩き始めるランナーが増えてきた。

異常発生したバッタの処分を行ったバッタ塚、急行えりも号が原因不明の脱線事故を起こした現場、

まりも橋を通過する。さすがに、ばて気味であるが、ここで歩いては練習にならないので、

もうひと踏ん張りして自分の楽なペースに落として進む(6分30秒/Km)。

スタート地点の新内駅にゴール。(2時間5分34秒)。

写真を撮りながらの走行にもかかわらず、ジョグペースのハーフマラソン並みであったので、

練習としては、成功であった。

 

体に特に異常はなし、胃の調子もまずまず。自宅にもどって、ジムで汗を流して

行けつけの飲み屋で一杯飲んだら、どっと疲れが出た。

夜8時に就寝。お疲れ様でした。

 

 

 

次回の予定

 

6月11日、モエレ沼で会社のグループ親睦駅伝大会。

(自宅から約13Kmと大会で4.1Kmを走る。帰りはサッポロビール園でジンギスカン!!)

6月28日、サロマ湖100Kmマラソン。

7月30日、北オホーツク100Kmマラソン(浜頓別町)。

8月28日、北海道マラソン(フル)(札幌市)。