130.豊後街道(熊本)
2014年8月31日 午前10:00晴(熊本城〜原水) 24Km
熊本城北側にある新堀橋を渡りその先の愛染院を通り、東へ向かう坂、観音坂が豊後街道の出発点。
空壷橋を渡り、小泉八雲通り 熊本市坪井3-1をとおり、立田口大神宮によって、国道3号線を渡る。
子飼橋の先に小旗宮、一夜塘、熊本大学の前を進む。
大学構内には、小泉八雲像 五高記念館がある。その先の立田山公園には、細川ガラシャのお墓もある。
今回は立ち寄らず、竜田口駅を過ぎて、その先には、神風連の墓のある桜神社と一里木跡の碑。
山手には、聖観音堂と二之宮陣内阿蘇神社、宝積寺がある。
国道337号線を進むと立田阿蘇三宮神社、二里木道標石、宮本武蔵の墓のある武蔵塚公園と続く。
三里木駅前には三里木の跡。
原水に入ると大津海道菊陽杉並木がある。
その先には、大原阿蘇神社、聞光寺 と放牛地蔵がある。
暑さにバテバテ、早めに切り上げることにした。原水駅から電車で熊本に戻る(13:50)。
2014年9月7日 午前10:10晴(原水〜内牧温泉) 39Km
原水駅からほどなく、四里木跡その先で大津宿となる。
上井出用水沿いに進み、円通庵 大願寺と眼鏡橋
御巡検道口の松古関橋、塘町筋にある大津地蔵尊、御高札場跡、
人馬所跡に立ち寄り、大津宿に入る。
大津の関所である簀戸口跡をとおり、坂の上には、五里木跡。
猪鹿供養塔などのある山間の上り坂を進む。
旧道のある高尾野公園 清正公道と人馬水飲み場を過ぎて、六里木の先に
堀ケ谷旧道があるが、旧道が台風等の影響で崩れてしまい、途中までしか行けなかった。
二重峠までの途中に、七里木跡と旧道があるがここも途中までしか行けない。
西南の役戦い跡を過ぎて、急な九十九折の坂道を上ると右側の山頂付近には、
風力発電の風車が数基見える。阿蘇外輪山に入る
二重峠石畳
を下ると、牛王の水、麓には坂下茶跡、めぐすり石がある。
しばらく、山裾を進むと八里木跡、的石御茶屋跡 隼鷹天満宮
があり、その先に的石がある。
産神社、九里木跡、男亀石、女亀石と整備された旧道を進む。
内牧温泉に入る切通に、山の神 切通地蔵、山の上には田子山宇土稲荷神社がある。
その先は、旧道が続き、内牧温泉の市街地に入ると御前水がある。十里木を探すが見つからず、
周辺を走り回るが、帰りの時間もあるので、内牧温泉センターで汗を流す事にした。
3Km先の内牧駅まで向かう途中、街の中心に十里木があった。
近くに夏目漱石が泊った宿、山王閣がある。
内牧駅に17:30に到着。熊本江帰る。
2014年9月13日 午前9:15晴(内牧温泉〜波野) 39.3Km
内牧駅から、十里木に戻り、温泉街を進む。下町火除碑があり、
あか牛丼で有名ないまきん食堂で一時間待ちをして昼食を取る。
内牧一区観音と地蔵尊、新町火除碑のある旧道を進む、阿蘇の噴火口の外輪山の裾野を進む。
十一里木跡、役犬原の六地蔵、霜宮神社(火焚神事)に立ち寄る。道路の脇には湧水が吹き出ている。
塩原の道標から宮地駅方面に向かう。十二里木跡を過ぎて駅前へ出る。阿蘇神社へ立ち寄ることにした。
坂梨宿へ向かう。宿場の中ほどに、坂梨手永会所跡、坂梨番所跡、日向往還(野尻往還)の起点の案内、
宿場の端に、伊能忠敬宿泊の地と高山彦九郎宿泊の地の碑がある。
此処から先は、豊後街道で一番の難所滝室坂になる。
案内板があり、
旧道を進むと、石畳がなくなり、がけ崩れで沢伝いの山道は行き止まり。電力柱もなぎ倒されている。
仕方なく、国道で坂を上ることにした。
坂の中腹に旧道の入り口案内があるが、草木が鬱蒼として整備されておらず下ることができない。
坂の上からは、なだらかな下り坂が続く。頂上から下るとすぐに、西南の役砲台跡、カヲの墓がある。
しばらく進むと神楽苑(波野道の駅) がある。一服して、帰路の駅を確認。
旧道で県境近くまで行って、波野駅で電車にのることにした。
道の駅からすぐに旧道に入り、十五里塚、茶沸場跡を過ぎて、へき谷の道標から波野駅方面へ進む。
17:10駅に到着、無人駅で旧で一番標高の高い(標高754m)ところにある駅。
暑さにバテぎみと相変わらず街道の案内が少なく道迷うことが多いため、
予定より進まなかった。
次回は、熊本県内の薩摩街道を巡る予定。