122.京街道

 

大阪から京都の街道をめぐる47Km

2012年の街道めぐりを第7弾です。

日本橋から東海道の京都の三条大橋まで走破したものの、熊野古道の出発点の大阪天満橋へは走っていない。この区間の京街道を楽しむことにした。

出張で京都ののしごとが入ったため、週末に大阪入りした。

梅雨が始まったばかりの6月初旬であるが、何とか天気は持ちそうだ。朝からのどが痛くて風邪気味のようだ。

午前8時に大阪駅から大江橋、中ノ島を経由して、熊野古道出発点の天神橋そばの八軒屋船着場が京街道のスタートとした。

1.  大阪駅〜天神橋〜鳥羽街道駅 (610日 47Km

京橋駅の北側で道標を探すのに手間取る。

国道を渡って、京橋商店街の中を進む。

途中街道の案内板があった。

商店街を抜けると道標をかねた榎並地蔵がある。

案内板によると京街道のスタートは高麗橋になるようだ。

関目の交差点付近を越えて、千田林の商店街を抜けて守口方面に向かう。細い路地は街道の雰囲気を残している。

守口市内に入ると高台の閑静な住宅街を進む。文禄堤の跡地になっている。

修繕中の難宗寺の前に道標がある。すぐ先には、幻の大阪遷都ゆかりの寺である盛泉寺がある。

国道1号線を越えるとすぐに、守口の一里塚。

その先の八雲小学校の敷地内の道標をめざす。

幼稚園の先生の教えていただき、守衛さんの許可を得て、貴重な写真をとる。

たまに、訪問客が来るらしく、地元ではあまり知られていないようだ。

高速道路とモノレールを越えて佐太天神宮を経由して、淀川の河川敷を進み、枚方市に入って茨田堤を確認(1030大阪駅から17Km地点)。

途中光善寺によって、枚方宿に入る。

枚方公園駅前の案内板を確認して、河川敷そばの西見附、枚方宿鍵屋資料館をみながら、本陣をめざす。

イベント開催中で観光客で込み合っていた。駅前の露天で、チキン、コロッケ、ソフトクリームなどで昼食を取る。

大きな道標、宗佐の辻を確認して、淀川の支流天野川付近が東見附になっていた。

牧野駅の先の上島の船橋川で道標地蔵がある。日差しはないが蒸していて疲労感がある。

くずは駅をすぎて橋本駅のそばで道標を確認して、八幡市駅を目指す。

ここは、先月走破した高野街道の出発点になる。

木津川、淀川を越えて、京都市伏見区にはいる。

淀駅そばの淀城跡、稲葉神社、唐人雁木跡を確認。

公園で遊ぶ地元の男の子が、淀姫や淀城の説明をしていたのが印象に残る(37Km地点 1400)。

京都競馬場沿いに戊辰戦争戦没者の碑がある。宇治川沿いに進み、伏見港公園を抜けて、京橋の寺田屋に向かう。

観光客が多い。運河の公園には竜馬とお龍さんの銅像があった。

寺田屋をしばし見学。

蓬莱橋、松本酒造を見ながら、竜馬商店街を抜けて、北上。

伏見板橋小学校前に道標、

両替町を北上し、大津方面へ抜ける黒染駅まで向かう。

ここから琵琶湖疏水西側の道を北上し、京都三条をめざす。

日中の蒸し暑さでバテ気味。伏見稲荷にお参りし、千本鳥居を見学。おみくじは大吉で満足。

疲労感もあり、4時半を過ぎたので鳥羽街道駅からルートをはずして十条烏丸近くのホテルに向かう。

のどが痛みが引かないので、翌朝さっそく、のどスプレーを買うことにした。

2.  鳥羽街道駅〜京都三条大橋 (611日 8Km

今日は、暑くなりそうだ。仕事前に、ゴールをめざす。徒歩で進む。

九条から東福寺を目指し、三十三間堂を見学。修学旅行生ですでに大賑わい。

街道を外れて、清水寺に向かう。舞台は修繕中だったので、参道のお店で遅い朝食。

とにかく参道は修学旅行生で混雑。京都霊山護国寺で竜馬と中岡新太郎の墓参り。

五条大橋に向かい、鴨川べりをあるいて三条大橋に到着。仕事に復帰。

夕方、三条大橋の近くの新撰組の騒動、池田屋を確認して、京街道の全工程を終了。