117.青梅街道

新宿から青梅まで 50.6Kmを走る

2012年の街道めぐりを第2弾です。

青梅街道は慶長11年(1606)江戸城の大改修に当たって青梅付近の成木、小曽木村などから

江戸城修理に必要な石灰を搬送するため開かれた道で、別名成木街道との石灰(いしばい)街道とも呼ばれた。

青梅から先は間道となって大菩薩峠を越え、甲州塩山付近で甲州街道に結ばれていることから甲州裏街道ともいわれ、

またこのような産業道路としての役割は他に武州御嶽詣の碑地日との参詣路でもありました。

(練馬区教育委員会の案内板より)

 

浜街道(絹の道)は、八王子の甲州街道から、町田市内をとおり、横浜の保土ヶ谷にぬける街道。

9時過ぎに、自宅を出て、山手どおりを南下し、中野坂上で青梅街道にでる。

街道のスタートの内藤新宿からのルートは何度もジョグで走っているので省略した。

近場で朝食をとり、西へ向かうと新中野駅の近くの追分公園で、石神井道のスタート地点を確認。

天沼陸橋の南側に馬屋門がある。荻窪駅を地下歩道で越えて、北口に出る。

荻窪八幡宮、井草八幡宮を参拝し、善福寺の三叉路で江戸向き地蔵を見る。

関町でかんかん地蔵を見て、

西東京市に入ると、

西武新宿線を越えて田無町で弘法大師供養塔、田無用水跡を過ぎて、芝久保の2箇所で庚申塔を確認。

花小金井の円成院の向かいに一願地蔵がある。

子守地蔵をすぎると武蔵野神社があり、西武新宿線を越えてマクドナルドで昼食。(1200過ぎ)

熊野宮は小さい神社だが、榎が2本立っており、気品のある神社。

平安院は農民の菩提寺で入り口に庚申塔がある。

JR新小平駅のすぐ先が旧鎌倉街道との交差点(26Km 12:50)。

以前は知ったところだが、あまり記憶がない。

小川寺、小川神明宮をすぎて、三叉路に日枝神社。東大和市の駅の横には、青梅橋跡と庚申供養塔があった。

東大和市に入り、武蔵野市に入ってから、途中バッティングセンターがあったので、久々に50球ほど楽しむ。

武蔵村山高校の手前の東京指水道跡の遊歩道に馬頭観音道標がある。

北上に、西多摩郡瑞穂町に入って、新青梅街道に合流するまえに、一本榎の庚申塔がある。江戸道の案内板があった。

瑞穂第一小学校の前をとおり、旧日光街道の交差点にでる。

円福寺をすぎてJR八高線を越えると40Km地点(1445)。残り青梅駅まで10Kmほどだ。

青梅市に入って、北よりの旧道を通って、東禅寺の庚申塔、旧吉野家住宅、鈴法寺跡を見て、東青梅図書館前をすぎると、

追分道標が三叉路にあった。

青梅六万薬師をすぎると東青梅駅をすぎて、青梅駅前の通りに入る。

住吉神社を見ながら、商店街を行く赤塚富士夫記念館があった。

昭和の映画の宣伝看板がそれぞれの店先にあり、観光地らしい雰囲気がある。

1530ころ青梅駅に到着。

ここから先の峠越えは、あたたかい春になってからにしよう。