105.夏合宿【九州 宮崎〜大分】

8月夏休み前に、九州(宮崎〜大分)で合宿。

 

当初、名古屋城から金沢兼六園までの日本横断ルートのさくら道を計画していたが、おりしも低気圧の影響で、九州中国から関東方面にかけて豪雨被害が発生していたため、安全第一で計画を断念する。その代わりに、出張先の九州で、今まで訪れたことのない大分方面を中心に走ることにした。  

  

○計画と準備

@日程:87日〜11

87日 宮崎県延岡市内

88日 延岡市〜高千穂峡

89日 延岡市〜大分県佐伯市

810日 別府市〜由布院

811日 別府〜宇佐市方面

A低気圧の影響で雨天が予想されるが、気温は30℃を越える模様。 土地に不案内で、詳細地図も準備不足のため、行けるところまでで終了することにした。出発は午前7時すぎ、その日の終了時は電車で移動。ホテルのチェックインを考慮して午後4時 頃には走行終了することにした。

○第1日目 87() 延岡市内(5.0Km 28.6℃)  

出張先の宮崎市からJRで移動。夕方延岡市内のホテルにチェックイン。夕食前に市内の延岡城跡、今宮八幡神社を廻るジョグ。天気が良く夕方なのにまだ暑い。近くのスーパーで夕食を調達する。明日は夕方から雨模様。 

○第2日目 88() 延岡〜高千穂峡(52.6Km 31.2℃)

  午前7時にホテルを出発。天気は薄曇り。日差しはないのだが、蒸し暑い。既に30℃近くありそうだ。千穂峡の景観と古代の雰囲気を味わうために、今は廃線となった高千穂鉄道に沿って五ケ瀬川をさかのぼる。この街道を神話街道と呼ばれている。高千穂鉄道の駅、細見、日向岡元、吐合を通過。218号線を進みながら、午前9時過ぎに天馬大橋を渡ったところで休憩。かなり暑く感じて、汗びっしょり。短パンが濡れすぎて、股ずれになってきた。JAのお店でサンドイッチの朝食(23Km地点)。道路は山間部の山側を進んでいる。

宮崎の自然を堪能するため、干支大橋の手前から、川沿いの旧道に下りることにした。「はやひと駅」を通過して、槇峰、日向八戸へ向かう。自動販売機が少ないので、給水に一苦労。日差しが出てきて、熱中症が心配。氷で首筋を冷やす必要がある。気温は30℃以上だ。日向八戸の小さな商店で氷を調達。バンダナのハンカチで氷を包み首に巻く。夏の暑さ対策はこれが一番。川沿いを進み車の通行も少なく、山間の宮崎県の景色を楽しむ。

日之影温泉駅が近づき時刻も正午(40Km地点)。高千穂についてから日帰り温泉に入る予定であったが、暑さと疲労から急遽、温泉駅で温泉に入る。しばし1時間ほどしっかり休憩。股ズレ跡がしみる。  

高千穂までは残り15Km程だ。夕方から雨模様なので、何とか高千穂周辺を回ってしまいたいが、時間が足りない。温泉駅から高千穂町へバスで移動しないと景勝地や神社を廻ることができない。次のバス時刻まで1時間あるので、途中まで走ることにした。

影待駅を過ぎてから、バイパスへ向かう道へ入る。旧道先のトンネルが通行目になっているようだ。深角に入り、西深角のバス停で待ち時間は10分ほどなので、バスに乗る。(1350 46Km地点)

天の岩戸神社へ行きたかったが、時間的に無理。高千穂神社、高千穂峡周辺を回ることにした。股ずれがひどくなったので、バンダナを太ももの患部に巻きつけて応急措置。雲が多くなり空が怪しくなってきた。時折小雨。2時半に高千穂神社に到着。

天の真名井、高千穂峡、鬼八塚を見て歩くことにした。観光客が多く、とりわけ韓国、台湾が多いようだ。昼食は「おのころ茶屋」で山かけそばを食べる。

峡谷から高千穂神社までの散策路は急坂の階段が多く、何度か休憩しながら神社にたどり着く。バスセンターの途中のスポーツ店で、股ずれ対策として肌に密着タイプのハーフパンツを購入。午後4時のバスで延岡に向かう。天気予報どおり雨が降り始めた。

○第3日目 89() 延岡〜高千穂峡(63.2Km 31.8℃)

朝から雨。ホテルで朝食をとり、7時半に出発。大分県堺を越えて佐伯市まで走り、宿泊は、電車で別府に向かう予定。 延岡市東海小学校の先の日豊本線越えの手前で、「西南の役 山県中将陣頭の指揮の地」を見る。

北川町では、和田越えの激戦で敗れた西郷隆盛が宿陣した跡地を見る。(907  国道10号線を北川に沿って北上。北側町付近で傘が破損。コンビニでビニール傘を購入。雨は断続的に降り続く。傘を差して走るので、ペースは遅い。北川は分岐して北東に向けて小川が流れている。徐々に坂道が多くなる。道も蛇行していて、橋を何度も渡っていく。時折日豊本線に電車が通過していく。市棚付近で鐙川に分岐した。雨が止む。鐙付近で大分県にはいる。(1140 25Km地点) 

山間が続き 10Km程自販機がなく、のどが渇く。やっと重岡駅で給水。峠を越えたようで、川は進行方向に流れ、全体的に下り坂になっていく。天気は回復。急激に暑くなってきた。直岡の道路わきに大きなカブトムシの模型があった。昆虫の里で有名らしい。直見駅あたりで平坦な道が続く。給水が多くなる。30℃は軽く越えている。番匠川に架かる番匠大橋を渡り右折。佐伯市街地に向かう。前方に臼坪山が見える。市内中心部とは反対側の山を西側から回りJR佐伯駅に到着。(1600) 駅で頭を水洗いし着替える。17時、電車で1時間50分かけて別府に向かう。

○第4日目 810() 別府〜湯布院(24.1Km 31.3℃)

 2日連続暑さの中で少々バテぎみ。朝はゆっくり起きて、ミスタードーナッツで麺を食べる。9時に別府駅を出発し、由布院を目指す。市内から、鶴見岳に向かって坂が続く。市内からは、温泉の湯気が立ち上っている。天候は晴。今日も暑くなりそうだ。市営温泉の堀田温泉を過ぎたあたりから急坂になり、坂の途中から別府市内が一望できる。由布院までは、25Km程、できれば往復走りたいが、坂道はしっかり歩くことにする。ふと二の腕を見ると玉の汗がびっしり。この状態で走ると、熱中症の危険大! 日帰り温泉を堪能するのが大事な目的なので無理は禁物。別府ロープーウェイまでは、急坂が続く。城島後楽園ゆうえんち前で,、車で移動中の外国人観光客(家族)に○○ホテルの場所を聞かれるが、「Im  sorry  I dont  know.    Im   traveler with jog. (11:50) 。日陰は涼しく感じるが、日向は30℃を越えている。ゆうえんち前の自販機で給水。

 土地勘がなく今どのあたりを走っているのか検討がつかいない。 携帯電話のGPSで確認するが、地図が荒くわかりづらいが、まだ予定の半分の12Kmほど残っている。歩いても2時間半くらいなので、ゆっくり自然を堪能することにした。 前方に小高い山が見えた。 由布岳の登山口に到着。登山客がたくさん集まっている。(1225)。 

狭霧台展望台(標高680m)に着く。眼下に由布院市内が見えている(1240)。

気温はどんどん上がってきているようだ。肩から背にかけて塩が吹き出てきた。ウエストバック、デイバックの白くなってきている。ここから坂を下り、温泉まで5Kmほど。ふもとのコンビニで温泉を紹介してもらう。 金鱗湖そばの、ぬるかわ温泉に入る。400円なり。ウエアーを洗って、岩風呂の石に干す。30分ほど洗濯物が乾くのを待ちながら温泉を楽しむ。だいぶ汗をかいたので、軽い熱中症ぎみ。食欲がわかない。クーラーの効いた休憩室の喫茶店でうたた寝。

由布院駅に向かって歩く。きれいに整備された道とお店が立ち並び観光客が多く、混雑している。午後3時に由布院駅に到着。午後4時の別府行きバスで来た道を戻る。

夕食のため別府市内に出ると大雨。居酒屋で今日の疲れを癒す。明日は天気が良さそうだ。

○第5日目 811() 別府〜中山香(27.6Km 30.4℃)

 朝から天気がいいというか、暑くて目が覚めた。8時、別府最終日なので、市内の温泉「竹瓦温泉」に向かう。昔の風情が漂う。100円なり。30分ほど楽しんで、いざ国道10号線で中津方面に向かう(900)。今日の宿は北九州市小倉なので、途中から電車内乗ることになる。

別府湾に沿って歩くが、とにかく暑い。昨日と同じく玉の汗が噴出してきた。無理せず今日もしっかり歩くことにした。時折吹く潮風が気持ちよい。自販機で何度も給水し、コンビニで調達した氷で首筋を冷やしながら歩く。別府湾から山間に入る日の出町に11時頃到着。少し早いが、回転寿司で昼食。冷えたビールがうまい!

ハーモニーランドのある赤松峠に午後1時前に到着。時折小雨が降り、空が怪しい。山間が続き坂道も多いが、歩道があるので歩きやすい。GPSJR駅を確認しながら、電車の時刻を調べる。中山香あたりから電車で2時間かかるので、まずは10Km先の中山香駅を目指す。再び暑くなってきて、体に塩が吹き出てきた。午後3時過ぎに中山香駅に到着。駅で着替えをして、近くの店でカキ氷を食べる。午後4時の電車で小倉に向かう。乗り継ぎをして午後7時に到着。2日間、歩きとはいえ熱中症ぎみでさすがにばてぎみ。 とにかく4日間の九州は暑かった!!

○第6日目 812日(水)

 翌日は広島に途中下車して、平和記念館を見学。外国人の見学客も多く公園内もにぎわっていた。牡蠣鍋で夏合宿を締めくくる。一路東京目指して終了。

 

次回のジャニーランは、9月に連休。計画は、まだ未定。