94.チャレンジ富士五湖100Km

半年振りの大会参加

7回目のチャレンジ富士五湖!!

河口湖から富士山を望む

昨年9月の雁坂峠越え秩父往還以来の大会参加。

前回「24時間や登山ルートは本当に過酷だ。当面、お休みにして、2day,3dayなどのジャーニーランで

200Km超ウルトラを経験したい」との思いもあり、ここ半年は大会参加をやめて、

年末の「川越街道(旧道)めぐり」、年始の「三浦半島(横須賀〜三崎口)めぐり」、3月の「東京湾一周」と一人旅を敢行。

ここのところ公私共に忙しいこともあり、月間走行距離は130Km程度と少なく、久々の100Kmに少々不安があるものの

制限時間14時間であれば余裕をもって富士の春を堪能できるのではと期待して参加することにした。

今回の目標。

天候は、前日まで雨、気温も10℃前後で朝晩は冷え込む感じだ。昨年は、夕方の寒さで時間の余裕があるものの

101Kmでリタイヤ。毎年気候の変化が激しい富士山麓では、特に寒さ対策がポイント。

1ヶ月前に東京湾一周(187Km)を1泊2日と後日に1日で走破したものの、練習不足は否めないので、確実に完走を期して

100Kmにエントリー。

また、2週間前に風邪を引いて完全に治りきっていない。鼻水と痰が絡んで調子は今ひとつ。

薬を飲んで望む。(毎年この時期は体調今ひとつだ。)

装備品

スタートと夕方の気温の低下を最大のポイントにおいて、

長袖シャツ、ロングタイツ、手袋(指なし、指あり)、UMML特性ウインドブレーカ。

 ウエストポーチ。

午後5時スタート

風邪で胃の調子が良くないので、朝食はそうーめん。

天気予報は、終日曇で、一時小雨があるかもしれないとのこと。気温は10度前後。

スタート時は例年よりも暖かく、後で調べると6.5度。久々の早朝ランを楽しむべくゆっくりペース。

疲労感の出てくる50Kmあたりまでは、6分/Km〜で無理せず走行することにした。

曇っていて、富士山は中腹までしか見えない。忍野八海あたりで、体も温まり気温も上がってきたので、

UMML特性ウインドブレーカを脱ぐ。後半のために、ポーチに収納。毎度のことながら、忍野八海のトイレに立ち寄る。

天気が悪いせいもあり、つり船は少ない。富士吉田の町に入り、36Kmあたりのガソリンスタンドでトイレ。

風邪で胃腸の調子が良くないので、固形食は避けて水と塩中心の補給になる。

最初のエネルギ補給は40Kmあたりのコンビニでヨーグルトを飲む。

(40Km地点で4時間20分。)

河口湖湖畔の桜は満開。毎年ここに来ると富士の春を満喫できる。写真をとりなが休憩。

50Kmまでは、歩きもなく、ゆっくりペースで走る。(50Km地点5時間29分)

51Km西浜小学校前の坂の途中から歩きを入れる。

水分と塩をとって早々に急坂を歩く。

ここからは登りは歩き下りと平地は走るというスタイルになる。

西湖の北側は景色が単調なせいもあり、午前中の疲労のピークになる。

胃の調子は依然として良くなく、ムカツキも覚えてきたので歩きをいれて調整する。

57Kmの野鳥の森公園手前で、今日はじめてのコーラを飲む。胃がすっきり。

野鳥の森公園手前での名物うどんを食べずに通り過ぎる。

Kmほどの坂を登って国道に出てから精進湖に向かう。(60Km地点7時間:正午)

62Km交差点のレストラン赤池で毎年恒例のソフトクリームを購入。

しばし、ソフトクリームを堪能しながら精進湖を歩く。(固形物のエネルギー補給は是が最後となった。)

精進湖から本栖湖までも歩きをいれながら、69Km本栖湖駐車場着替えエイドに到着。

ここでも、例年どおり、トイレ。おなかの調子はいい。脚の疲労も普段どおりなので、

胃腸さえ壊さなければ完走にできそうだ。

当初、ここで、雨を予想して、着替えシューズ、長袖シャツ、靴下を着替える予定であったが、

天候の崩れがなさそうなので、何も着替えず、水分塩分補給後速やかに出発。

(70Km地点8時間24分)

国道から西湖に入る手前で道路を横断するのだが、疲労もあるため、歩道の段差で足をとられそうに成る。

今回は危うく、ころびそうなくらいつんのめり、左足親指を強打した(黒爪の生え変わりがまた黒爪になってしまった。トホホ)。

本当に危ない思いをして目がさめた。

78Km野鳥の森公園での名物うどんは食べずに進む。固形食を食べる気にならなかった。

疲労感と気温が少々下がってきたので、保温のためポーチからウインドブレーカを着る。

西湖の南側のルートは蛇行している林間コースなのだが、100Kmで一番疲労感が増すのは80Km前後。

歩いては走るの連続で、何とか西湖公民館に到着。(80Km地点9時間53分)

毎回腿のマッサージを受けるのだが、今回はパス。しばらくいくと風穴の駐車場をすぎて、西湖の東側に出る。

ここから、河口湖に出るまでが長く感じる。歩きが多くなる。河口湖手前のトンネル入口(西浜小学校手前)で90Km

(90Km地点11時間29分)。

河口湖に出て直ぐの自販機で、フルーツミックス紅茶でエネルギー補給。

気温が下がってきているが、ウインドブレーカを着て正解。保温対策は成功だ。

途中、オートバイクに乗った城定さんの応援をうける。応援や声援を受けると体がシャッキとする。

歩きと走りを半分ずついれながら富士吉田の町に戻ってきた。

走りが長くなると胃のムカツキが来るので無理せず歩きを入れる。

途中のエイドも水分だけとって出発。水はおいしく感じる。

国道沿いのダイエイから左折して、登山道に向かう。

脚に疲労はあるものの、胃の調子さえ良ければ十分に走りつづけられる状態だ。

船津登山口にはいる。登り3Kmくらいの距離を頂上まで歩く。

最後の2Kmは下りなので、ゆっくり走る。胃の調子をみて歩きを入れる。

午後6時すぎ暗くなってきたスタート地点の競技場に戻ってきた。

13時間10分47秒ゴール、お疲れ様でした。

追記:

春の富士山をたっぷり楽しめた。帰りの温泉も気持が良かった。

練習不足とはいえ、脚は十分機能していたので、風邪のため胃の調子を整えられなかったのが残念。

100Km以上の走行もこれで26回目、完走の壺を押さえた走りになってきた。

これからも、ゆっくりで長い距離を走る練習を中心にしていきたい。5月の連休イベントは千葉の御成街道(旧道)を予定。

次回は、 521日、野辺山高原100Km!!きつい峠越えが待っている。