92.奥武蔵ウルトラマラソン

5回目の完走。今年も暑い奥武蔵であった!!

暑さ対策万全!! 

2週間前の夜叉ヶ池マラニックを経験し、暑さ対策に自信を深めた。体調は、これまでの4回のなかでベスト。

今回の目標。


@時間内ゴールとマイペースのマラニックに徹する。途中、石碑など携帯カメラに収めることにした。

A塩分補給と、氷による頭と首の冷却。

B登りは無理せず歩きが主体(安全走行)。


スタート〜桂木観音〜鎌北湖(15Km地点)
午前6時、過去最高の800名の参加者とゆったり気分でスタート。ナンバーカードは、完走回数の多い順からついている。従来まで、400名程度だった大会が一気に大規模な大会に変心した。

曇空のせいもあり暑いというほどではないが蒸している。山道の登りに入り5Km地点で汗が噴出してきた。滝の入エイドで氷を入手。軍手に氷を入れて帽子の中に、バンダナに氷を包んで首に巻く。
今回も登りは無理せず歩き主体を考えているが、鎌北湖までは、ウオーミングアップ兼ねてゆっくりであるが走りに徹することにした。参加者が多いせいもあり途中追い越すのも追い抜かれるので人ごみを走っている感じでちょっと窮屈だ。桂木観音からの下りはゆっくりゆっくり。ゴルフ場裏の登り坂で歩きを入れて一息つく。スタートの毛呂山総合公園近くの道祖神、医科大学前の地蔵、滝の入集会場そばの馬頭観音、金塚庚申塔の写真をとる。
鎌北湖手前の15Km地点で1時間42分経過。

鎌北湖(15Km地点) 〜折り返し(45Km地点)
鎌北湖の奥から急な登り約3Kmのうち、きつい勾配はしっかり歩いて登る。 後半は勾配がゆるいので走る。日陰になっているので涼しい。
ユガテエイドからは続的に下りと登りを繰り返しながら折り返しへ向かう。
阿寺エイドデのそうめんで腹ごしらえ。スイカも食べてカリウム補給。エイドでは必ず塩分補給として梅干や塩をつけたトマトを食べる。下りと、平地、勾配の緩やかな登りは走る。急な勾配の登り坂は歩きに徹する。
見晴台駐車場手前の坂で30Km地点。3時間52分。山道に入ってから歩きと走りが混ざるので、エイド休息いれて89/Kmペース。
見晴台エイドでは、恒例のビールを1杯いただき、五臓六腑を活性化。

高山不動尊のエイドでスイカがおいしかった。給水は生ぬるかったので、自販機でポカリを買う。さて、ここから折り返しまで10Kmちょっと(実際には12Km)。距離以上に長く感じる一番つらい区間だ。

飯盛峠エイドでトイレ休息。すっきりと気分一新、元気が出る。氷で冷やした水がおいしかった。ついでに氷を補給。木陰を走る区間が多いが、時折日がさしてくると、氷の溶け方も早い。刈場坂までくると、折り返しまで5Km。なんとか12時頃には折り返し(45Km地点)に着きそうだ。そうなれば下り坂の多い残り30Kmを5時間で戻るのは苦にならない。

大野峠エイドで前半最後の氷補給。蕎麦やスイカ、メロンもおいしい。奥武蔵のエイドは食べ物や飲み物が豊富で安心できる。山奥まで氷など運搬が大変。大会関係者やボランティアには感謝感謝です。折り返しのあとは毎回感謝の気持を伝えて帰ることにしている。大野峠からは2Kmほどの下り道。ぞくぞくと折り返しからのランナーとすれ違い激励の挨拶をかわす。
折り返し地点手前の42.195Km地点で5時間47分。450番くらいでの到着だそうだ。
折り返し地点では、毎度ビキニのお姉さんがお出迎え。名物のカキ氷2杯食べて生き返る。

折り返し(45Km地点) 〜ゴール(75Km
毎回、折り返しの後は、休息をとったせいもあるが、気分的に元気が出て走りが爽快になる。大野峠から下ってきた坂道をなぜか登りきってしまう。
下りはペースが上がりやすくなるが、胃に負担掛けないように、あえてペースダウン。
足腰、筋肉異常なしで、マラニックに徹底する。
久々に、てつこ隊長(今回10回完走)、ダグラスさんなどと再会。UMMLランナーも今回は多い。後半の各エイドで氷がなくなってきたので、頭から水を掛けてもらうが多くなる。
見晴台、ユガテでのビールは毎回最高だ。今回ははじめての参加者が多いせいもあるが、高山エイド(残り20Km)を過ぎたあたりからバテバテランナーが増えてきた。歩く姿も痛々しい。特に、膝や足にきているランナーが目に付く。

60Km地点で8時間13分。前半抑えてきた成果なのか、これまでで最高のコンディション。夏場でこんなに調子がいいのはめずらしい。鎌北湖へ下る急な坂も慎重に走りきる。鎌北湖エイドで最後の氷を補給して下る。残り2Kmほどの平地で歩きを入れて一息入れて、気持よくゴールに向かう。
10時間18分。午後418分。

追記:
今回で5回完走となるので、記念の銀メダルと靴下をいただく。後半の暑さは奥武蔵らしい環境で十分に満足。厚さ対策もマスターできていると実感。ゴール後もカレーライスをしっかり食べて、体調を維持しながら帰路についた。毎回、睡魔と闘いながら帰路につくのだが今回はまったく心配なしの安全運転。夜叉が池での経験が大きかった。

次回は、 9月中旬に雁坂峠越え秩父往還に初挑戦 !! ここは、どんなところだ?