8724時間チャリティーラン&ウオーク(お台場) 

6ヶ月ぶりのウルトラ 

鼻水だらだら痰からみにも負けずに足慣らし!

温かな春が待ちどおしいな〜!!
 

昨年9月の甲州夢街道以来のウルトラ大会。週末を利用した旧鎌倉街道ルートの探索をメインに練習を重ねる。

鎌倉街道上の道(鎌倉〜高崎)、中の道(鎌倉〜岩倉水門)、下の道(鎌倉〜松戸、小岩)のルートを完走した。

2月に入ってから長女の高校選手権大会や風邪にかかって、まる2週間で10Kmしか走れず、練習不足。

加えて、1週間前の土日は風邪でダウン。鼻水グスグス、痰はからむはで体調はよくない。

この大会で、更に悪化させたくは無いし、されど久々にゆっくりウルトラを堪能したいとわがままな欲求のまま参加することになった。
 

今回の目標と対策。

昨年は、自己最高の171Kmを走破したが、今回の体調、天候(今年は寒い)を考えて以下の目標をたてる。

@    防寒対策をしっかり

A    今まで以上にゆったりペース

B距離を気にせず、休憩、仮眠は早めに取るなどで、完走後の体調不良をなくした状態でフィニッシュ。

C記録は考えないので、胃薬は使用しないことにした。(とにかく体調を悪くしないこと)

 

スタート前準備
風邪薬(痰とめ)を飲みながらとなるので、防寒対策は

上は速乾性ロングウエア、下はロングタイツ。その上に上下の保温用のウエアを着込み、手袋はめて重装備。

夜間朝方の寒さ対策として、トレイルラン用の保温用厚手の上のウエアを予備で準備。

手袋も、通常のものと夜間用のスキー手袋に近いものを用意。

天気予報では、日中でも5度程度、夜間は雪が降るかもしれない。

1周1.5Kmの周回コース。24時間個人の参加は97名。事務局によると、24時間個人では国内で最多参加大会となった。

午後3時スタート
とにかく、1時間で9Km6周)のゆっくりペース。

久々のジョグでもあり、体調も十分でないので、体もかたく、重たい。

汗もひととおり出始めた頃、薄手にしようと考えるが、気温が低いため安全を期して、逆にペースを落として体温調整に努める。

一方給水もこまめにとって、冬場の脱水症状対策をとる。

3時間ほどたったあたりから、ランニングハイ状態になるが、速度をあげず、気持よくは走ることに徹する。

鼻水はとばすは、痰は飛ばすはで傍から見ると、お台場コースに風邪菌をまきちらしている、こ汚いランナーだ。

49.5Km(33)午後10時前(7時間経過)。

午後6時過ぎに日が暮れてからは一気に寒さを感じる。汗も引いて、寒くもなく暑くもなく体温調整がうまくいっている。

1時間で7Km〜8Kmのペースで体調もいい方だ。6時間マラソンが午後9時に終了し、12時間マラソンがはじまり、生きのいいランナーが増えた。

風もでてきて、さあ寒さが本番に入った感がしてきた。羽田空港の発着便も終了したようだ。

午後10時前にほぼ50Km走破したこともあり、トイレついでに休息にはいる。どっかと休憩所で椅子に座ったとたん一気に睡魔が襲う。ホール内のあたたかさと疲労感が重なった。

はっと目がさめると午後11時半。知らぬ間に1時間半寝入ってしまった。休憩所に入ってきたランナーが寒い寒いと話している。

寒い中当分歩くかどうするか迷ったが、今回の目的も考えて、また7時間で50Km走った満足感もあり、体調維持のため、寝袋に入る。熟睡。

午前6時再スタート

午前5時半すぎに目を覚ます。しっかり8時間睡眠をとる。夜が明けていることも有り、これから気温が上がるはずなのだが、夜明けは放射冷却で冷え込んでいるので、防寒対策(スキー手袋、厚手のウエア、ホッカイロ)をしっかり整えて午前6時再スタート。

体調を戻すために2周歩く。その後走りはじめてからは汗ばんできたので、厚手ウエアを脱ぐ。風が強い。曇天で7時すぎても暖かさは感じられない。

鼻水、痰の状態はかわらず、定期的に体の外に強制排泄。鼻がすれてきて、血が混ざり始めた。あいかわらず汚いランナーです。

給水給食、トイレをはさみながら7Km/時間で進む。 3時間で20Kmのペース。午前9時、12時間マラソンが終了し6時間マラソンが始まる。依然として気温があがらない。風も強い。

50周(75Km)を過ぎたころから、歩きを入れるようにした。1.Kmのうち1Kmは走り残りは歩くのペース。

ペースをあげれば、胃の調子が崩れそうなので、無理できない。久々の100Kmに向けて腿が痛くなってきた。

会社の階段で11000段を目標に練習した成果がでてきた。歩きに対する不安は感じられず、ペースが一定に保てた。

12時近くになっても以前気温は上がらない。おそらく5度前後であろう。100Km走破で終了を目指すことにした。

今回の体調では、7時間で50Kmづつ走るイーブンペースで良しとしたい。

午後1時過ぎ100Km達成。
最後の2周はほとんど歩いて、2日間の反省。夜中歩きとうせば、24時間で150Km程度まで行けそうであたっであろうが、今回の体調では無理してしまうかもしれない。

来月から富士五湖117Km、野辺山高原100Kmとウルトラ本番にむけて、体慣らしと思って楽しんだ22時間(走行14時間、睡眠8時間)。

午後1時過ぎ、67100.5Kmで終了。お疲れ様。

 

追記 : とにかく久々の100Kmを実質14時間で走破できたことは、、体調不十分、練習不足とはいえ、満足しないといけない結果。

翌日の疲労感は腿の筋肉痛と腰の軽い筋肉痛。最近めっきり減った腹筋など筋肉トレの必要性を感じた。富士五湖、野辺山を目指して、坂道トレをしないといけない。

とりあえず、家族や会社同僚に迷惑をかけることなく終了できてホットした。温かになる春が待ち遠しい2日間であった。