75.奥武蔵ウルトラマラソン(75Km)

3度目の参加、猛暑!!
寝坊して2時間遅れのスタートするも無事完走

うあ、、寝坊した!!
大会前日は、次女を豊島園のプールにつれていって、しっかり家族サービス。
ついでにお父さんは目の保養で夏真っ盛り気分。
ついつい、晩酌もすすんだせいか、朝4時の目覚ましはまったく役にたたなかった。
クーラがしっかり効いたせいか、家族一同熟睡。
外の明るさに気付くと午前6時半。
早々に、関越道を飛ばして8時前に到着。
受付の方から、「大丈夫だから行っておいで」と励まされ7時53分スタート。

午後8時スタート
2時間過ぎているので、ほとんどのランナー鎌北湖を通過している頃だ。
一人さびしく、でもなんとかスタートできたので、あとはゆっくり一人旅。
ただ、今日は明らかに猛暑の予感。10分もすると、汗がほとばしる。
桂木観音への分岐点である庚申塚を掃除をしていた方に道を確認。
滝の入りAS付近で大会車両から、「どうしました?」と声をかけられる。
最初の登り坂で順路を見落とし、本当に桂木観音まで行って引き返す。
鶯の鳴き声で涼を得るが、蝉の鳴き声で暑さが増す。
5Km29分、10Km1時間7分とまずまずのタイムであるが、この暑さではちと速いぞ!!
滝の入りAS近くの自販機で最初の給水。
今日は給水をしっかりしないと熱中症になりそうだ。
15Km1時間41分。
既に暑さがこたえてきた。早く山の上で涼みたい。
鎌北湖ASで、お握りと梅干をいただく。お腹が減ってきた。
「寝坊したのに参加できて良かったね」と励まされ、これから本格的な峠越えを前にして、
さあ奥武蔵野が始まったという気分だ。
鎌北湖からの坂道を登りきって清流ASで給水。水が冷たくておいしい。
2時間遅れでも無理しないで帰ってきてねと励まされる。
20Kmで2時間23分。

とにかく暑いので、下りも登りも無理せずゆっくりペース。
今日はどこまで歩かずに走れるだろうか。
ユガテASでもしっかり給水。トマトがおいしい。梅干で塩分補給。
汗はびっしょりでパンツはびしょびしょで、股連れが心配。
黒山ASでは、そうめんをいただく。氷をいただいて手を冷しながら、口に含んで走る。
25Kmで3時間4分。すでにバテテきた。
先頭ランナーにすれ違う。
1昨年は、雨交じりで寒い天気のせいで快調に走り、坂も苦にならなかったが、
気温30℃前後では登りはきつい。
特に25Km〜35Kmの10Kmは登りの連続。
4年前の最初の参加では、徹底的にバテテ、リタイヤも考えた。
30Km地点の見晴台ASでのビールが待ち遠しい。
ビールや水などでしっかり給水、5分ほどゆっくり休憩。
頭から水をかけてもらい、さあこれからだ。
30Kmで3時間42分
飯盛峠で夢の島でお会いしたUMMLベロンさんに再開。テントにいても本当に暑いそうだ。
どっかと腰をおろして、休憩給水。
あと10Kmで折り返しと思うと気が滅入るが、今日はゆっくり楽しまなければと思いいざスタート。
35Kmで4時間29分
折り返しのランナーが続々とやってくる。声を交わしたり、手で合図する。
てつこ隊長、三井田さん、千葉さんとすれ違う。
下り坂を気持ちよく走ってくるのがうらやましい。ついに坂道で歩きが入る。
呼吸を整えて、再スタート。
刈場坂ASでドンガメさんに合い写真を撮っていただく。トマトと給水。
ここまでくると折り返しが間近い。
40Kmで5時間19分。大野AS手前で、最後尾に追いつく。
男性ランナーだが、ばてている。大野ASでそうめん、スイカをいただく。
女性ランナー2名にも追いつく。
一緒に走る仲間がいると初めて感じられて、うれしい。
毎回、ここから折り返し丸山ASが長く感じる。
その代わり帰りは以外と早く感じるのは精神的なせいであろうか。
丸山ASでは、かき氷が最高。2杯いただいて、しっかり休憩5分。ここまで5名に追いつき追い越した。
本来の制限時間は11時間後の午後5時。
現在6時間経過+遅刻2時間の8時間経過なので、残り約30Kmは4時間くらいかかるであろう。
午後6時過ぎのゴール予定だ。

ASをでてまもなく45Kmで6時間8分。
ここから先は下り中心。6065Kmで大きな登り坂があるだけだ。
小高い急な坂は歩きを入れる。下りと平地は走る。
ASでは、コーラが中心で、氷をカップに入れて走りながら涼を取る。
50Kmで6時間51分、55Kmで7時間30分。
高山ASを最後にASが次々と撤退していく。残り少ない飲み物や氷で給水。
「よくがんばったね、完走してね」と励ましをいただく。うれしいね。
折り返しからここまでは調子が上がっている。
お腹が空いている感じはない。下り走行が長くなると、どうしても胃がゆすられるので弱ってくる。
朝、胃薬を飲んだので、効果が出ているようだが、60Kmを過ぎると、たまにこみ上げてくるが出てくるものはない。
60Kmで8時間13分。
黒山ASまでの登り坂はもう走れない。冷たいコーラと水が最高。コップ1杯の水で頭を冷してスタート。
65Kmで8時間56分。
ユガテASでも冷たいコーラと氷の補給。もう少しだからあきらめないでと励まされる。
最後の登り1Kmであとは下るだけ。
何人かに追いついたが皆ばてている。歩きもつらそうだ。
こちらもさすがに登りの歩きでは腰に手を添える。
お腹を圧迫するのがつらいので、ウエストバックも既に腰から外している。
ついに清流AS到着。70Kmで9時間41分。
エイド方から昨年も暑かったけど、今年は更に暑い。
ランナーの到着も1時間送れているとのこと。

最後の水浴びは冷たくて最高。
鎌北湖までの急坂を慎重に走る。女性ランナー2名に「もう少しでゴールだがんばろう」と声をかける。
鎌北湖ASの手前で歩く。ASで給水を楽しみにしたが、既に撤去。
坂を下って、ゴールまであと1Kmほど。500mほど歩く。
最後は、ゴールまで本当に最後の走り。アナウンスとともにガッツポーズで今年の奥武蔵は終わった。
10時間24分、午後617分で終了。

追記:
寝坊したのには、本人もびっくり。
止めようかと思ったが、楽しみにしていた大会なので、だめ元で参加したが、
完走できて満足。
ゴール後、UMMLメンバーから「寝坊したらだめよ、完走おめでとう」と声がかかる。
流し場で洗うが、なんと両足至る所がつぎつぎ痙攣。急に冷したのがまずかった。
車に戻っても、足がつって運転できそうもない。しばらく足をマッサージする。
高速道路でも疲労からくる眠気と胃の調子の悪さでPAでしばし休憩。
午後9時自宅に着くと直ぐに床に入る。寝ながら足がつる。
午前1時、喉の渇きで目がさめて、ついでに胃薬を飲む。しゃっくりがなかなか止まらない。
横隔膜も痙攣中!
午前6時起床、次女とラジオ体操に向かう。
半分の動きしかできない。
でも、食欲が出てきて朝食がうまい。
通勤5Kmはいつもの歩きを止めて自転車にした。
猛暑対策は難しいとつくづく感じたが、秋の甲州街道に向けて参考になる大会になった。
 

(記録)
7回大会:10時間36分(暑かった   最高30℃)
8回大会:8時間25分 (雨で寒かった 最高27℃)
10回大会:10時間24分(猛暑    最高35℃)

次回は甲州夢街道215Km!!
926-27日、3度目の挑戦で完走なるか?、いやなるぞ!!
お楽しみに。