69.24時間チャリティーラン&ウオーク(お台場)
祝:24時間ラン自己ベスト達成&最長ラン距離達成!!
165Km走破
無事、完走。でも疲れました。
練習状況
三島耐久レース後も、週末ジョグが中心。
何とか月間200Kmを維持し、毎週2回程度の筋トレを続ける。
3月1日に急遽転勤となるも、同じビル内なのでホッ?
少なくとも、練習環境も変わらず安心したのだが、
ジプシー生活に慣れた?家族の反応は特になし。
来年は娘の高校受験を控えているので、ひとまず安心。
送別会やら何やらで、酒の量はかわらずで、日頃の体調を維持して参加となる。
少々風気味で喉が痛いのが気がかり。
2度目の参加
1昨年(2001年)、一念発起で24時間に挑戦。
怖いもの知らずで、体調も良いことから前半から飛ばして、
夜中は胃が壊滅状態で、寝袋での休息が相次ぐ。
仮眠してから筋力復活でなんとか153Km走破で
新たなウルトラの道に進んだ記念すべき大会。
さくら道の練習を兼ねて参加するなどつわもの揃いの大会でも在る。
また、チャリーティーを兼ねているので、エイドが充実しており、
楽しくまた心遣いの多い大会で、参加者の評判はすこぶる良いのが印象的。
昨年は、会社スタッフの結婚式のため参加できなかったので、気分は盛り上がる。
目標
昨年秋のシュリチンモイで記録更新ならなかったので、
(1)今回こそ153Km以上(出きれば170Km台)
(2)秋の甲州夢街道完走に向けて24時間不眠走!!
(3)毎度の事ながら、故障は厳禁
作戦
前回及びシュリチンモイ参加の反省を踏まえて対策を立てた。
(1)胃の不調をブロックするため、ガスター10を服用
(8時間効きそうだというので3服飲用)
※三島耐久レースで試験済
(2)夜間の雨や気温低下に備えて、カイロの使用。
更に、上下ジャケット及びアンダーウエアの重ね着などで保温対策。
(これが1番難しいだろう。休んだあとの汗による冷えが恐怖)
(3)不眠走のためには、とにかくスタミナ温存が肝心。
ゆっくりペース走で補給をしっかりとる。
(スタミナ補給は胃の調子のガードと連携を図れるかが課題)
午後3時スタート
娘の学期末試験も終わったこともあり、「2日間もお父さんの好きなことをやっていいね」
という冷たい視線もなく、24時間も走っていることに、呆れ顔で家族からやさしく?見送られる。
船の科学館の長門の大砲が展示してある前の事務局のテントに2時半頃到着。
屋内の休憩所は既に一杯。
名簿によると、24時間個人走は77名。6時間走12時間走も合わせて77名。
参加者は毎回増えているようだ。
天気は晴、ただ海辺なので風は強い。コースは1周1Kmの周回コースで平坦。
1回目の胃薬は正午に服用し準備万端。
スタート〜100Km地点
全員で記念写真をとって、主催の海宝さんの号令でスタート。
24時間走と6時間走が一緒のスタートになる。
本日のウエアは気温も高めなので、上は、速乾性ロングシャツとベスト、下はロングタイツ。
ペースは6分台/Kmで発進。
20Kmあたりで日も暮れ始めた5時過ぎ、上にウエアを重着る。
夜半までの防寒対策をとった。
最初の給食はおでん。暖かくておいしかった。
40Kmで5時間経過し、午後8時。浜風は以前強い。
胃の調子もよく、体調はまずまず。
ペースは7分台/Kmと安定かついろんな意味での安全ペースとなった。
2度目の胃薬服用。
50Kmを越えた9時頃、エイドでお握りが出来上がる。
温かい塩味が前半の疲れを癒してくれる。
6時間走が終了し、12時間走がスタートする。
午前0時(9時間経過)に70Kmを通過。
仮眠するランナーがでてきたのか、
エイドやコース上で出会うランナーも固定し人数も減ってきた。
寒さも一段と厳しくなった頃うどんが提供され、体が温まる。
ウエアも上は中にシャツを重ね着し、下も重ね着する。
前回は、午前1時には80Km走破したものの、胃の調子は最悪で、
寝袋で休息となったが、 今回は体調は十分。
風気味のためか、終始鼻水をかいでいたが、足腰など異常な疲労感はない。
食欲も旺盛で、給水給食は好きなものを程よく食べられた。
風も弱まり走りやすくなる。午前2時ごろカレーが出た。
朝までご飯が食べれないと思っていたので、感謝感激。
ついでに、アンダーウエア長袖を着替える。3度目の胃薬を呑む。
休憩所内では、所狭しと寝入っている。
午前3時手前に90周で90Km到達で前回のペースを追い越す。
コース上のランナーも限られてきた。
お茶やトイレで休憩を取り再スタートするたびに、うっすらとかいた汗が冷えて体中寒気を感じる。
ホッカイロも1袋追加し、お腹に1枚、手袋の中に1枚入れる。
午前4時37分100Km到達。このペース配分で行くと最終は170Km前後か。
空も真っ暗から群青色へ変わり夜明けが近づいている感じ。また、風が出始めた。
100Km〜ゴール(165Km)
体調は以前悪くはない。胃の調子はOK。給食はチョコレート中心で甘さで寒さをしのぐ。
給水はコーラが中心ですっきり気分を維持。
足への疲労はあるもの、ペース配分は休憩入れて8分台を維持。完全なるウルトラモード。
呼吸や疲労感が蓄積しないように、また故障が起こらないように慎重に走る。
6時過ぎ110Km到達で、夜が明けた。
朝飯はお握り。コーンスープも体を暖める。
ペースは8分30秒/km前後で10Kmを1時間30〜40分。
120Km〜130Kmと順調に進める。
午前9時に6時完走がスタートし、コース上に粋のよいランナーがかけぬける。
140Kmを越えた何周目であったろうか?
1Km、1周を連続で走るのがきつくなり、ついに歩きを入れる。
数メートル歩くだけでまた走る。
145Kmを過ぎたあたりから、エイドから100m歩き、300m地点手前で10mほど歩き、600m〜700m区間を歩く。
1Kmのうちおよそ200数十mは歩きをいれたペースを維持する。
今までの最高走行距離160Kmは確実に越えそうだ。
選挙の当落予想ではないが、163Kmから170Kmの間でゴールであろう。
確実に10Kmで1時間半のペース。
歩きとジョグが体のコンディションを整えて疲労感がこれ以上蓄積しない感じだ。
在る意味でのランナーズハイ状態が続く。
前回走破した153Kmは午後1時頃通過。
満足満足。まだ2時間走れる。
午後2時5分160Km到達。最長距離の自己ベスト達成。
165Kmの1周はストレッチかねてゆっくりコースを歩く。
24時間走った感動を味わいながら、昨日からの出来事を思い出す。
天気は快晴なれど、風は昨日より強いいので、暖かさを感じない。
防寒対策はまずまずOK。体調崩さず、無事ゴールするだけ。
残り時間は8分。少々がんばって走れればもう1周出きるが、
最後に故障や怪我は勘弁願いたいと、これにて終了。
午前2時52分30秒、23時間52分30秒にて165Km走破!!
追記:
ガスターテンのこうかは抜群で胃の調子は維持できた。
大会の帰りは安心したせいか睡魔に教われ必死の安全運転。
夜9時過ぎには爆睡。
翌日は、筋肉痛はあるものの、歩行、階段など通常の生活には支障なしで、通常通り、会社仕事もこなす。
風気味も少々悪化し、鼻水ずるずる。
でも、毎日晩酌でかかさずで、満足満足。
次回は、4月5日 チャレンジ富士五湖117Km
お楽しみに。