38.千葉飛翔ウルトラマラソン(60Km)

気温29度、暑さとの戦い!!
8月の奥武蔵ウルトラ75Kmの練習第1段!!

 

ウルトラマラソン仲間(UMML);左から岩崎さん、筆者、鵜澤さん、
 
当面の目標は奥武蔵ウルトラマラソン

    フルマラソンは11月から4月の冬場に多いが、ウルトラマラソンは逆に
5月から11月までの春から秋に行われる。特に夏場の大会が多いのも特徴的。
最近は、山岳コースも増えて、体力のみならず体調を調整する技術も身につけないと
完走することが難しい大会が多いようだ。富士五湖で、基礎体力の確認ができ、次は暑さ対策を
身につけ、よりレベルの高い大会の完走を目指したい。
関東の近郊では、8月の埼玉県毛呂山町〜鎌北湖〜丸山林道〜丸山野外活動センタを折り返す
高低差約900mの山岳コース。完走できれば、長野県の野辺山100Kmの完走率が高いといわれている。
今回は、まずは、暑さ対策の第1回目である。

暑さ対策

 大した対策らしいものはないが、2年前に参加したときは、フルマラソン3回の経験で望んだとはいえ、
基礎体力の不足を徹底的に思い知らされた結果、時間切れで1周少ない17周の57Kmで終了。
腹筋の弱さ、筋力の不足それに加えて、暑さにはまったく非力であった。
(その兆候は4月の霞ケ浦マラソンが暑さのため、バテバテのゴールで出ていたのだ。)
今回の対策;
(1)時間とペース;ペースは徹底的に抑え目ながら、日差しの弱い午前中に40Km前後に到達。
(2)給水;こまめに取るが、前回飲みすぎで胃が弱ったので、気をつける。
(3)冷水;暑さを感じたら、周回ごとに、水道で頭からかぶる。

気温は29度(実際には、アスファルトの熱で30度? 湿度は20%台)

1周3.4Kmのコースを18周する。千葉幕張にある浜田川海浜緑地公園。
10Kmまでは、練習ペースで55分台。しかし、ここで、すでに暑さを実感。まだ、スタートして1時間経過した午前9時。
浜風がマリンスタジアムの折り返しまで体に受けるが、日陰はほとんどなく、乾燥していて喉がかわく。
エイドの給水では喉が渇くので、水道の水で喉を潤し、頭から水をかぶる。
タオルをぬらし、頭からひさしよけのフェードのようにしてかぶり、その上から帽子をかぶる。
タオルが頬をたたくとひんやりして気持ちがよい。20Km過ぎてからお腹の具合がよくない。
むかむかしてきて、果物と爽快感のあるコーラを口にするが、パンなどのエネルギー源を食べる気にならない。
体を毎週回ごとに、水道で冷やすがお腹の中の暑い感じがとれず、ついつい水道水をとる。

タイムは順調。40Km地点で4時間10分程度でまずまずであるが、30Kmから辛さがでてきた。
時間も昼時でエネルギー補給しなければならないが、エイドでおにぎりが食べられない。
胃がむかついて、梅干しとオレンジと水の補給。
さすがに、腿に張りが出てきた。2周毎にストレッチを始める。気力、脚力は大丈夫であるが、胃の具合の悪いのは、
力が入らないし、気分が滅入る。

40Km過ぎてからは完全にペースダウン。給食不足のためにスタミナがきれてきている。
50Kmまで何とか辛抱しながら進めてきたが。残り4周め途中から、歩きが入った。
制限時間には、十分間に合うが、とにかく胃がむかつく。疲労感から暑さはあまりきにならなくなったが、
頭を冷やさないと、気分がよくならない。2度もどすが水以外出てこない。

40Kmまでは、1周3.4Km,休憩入れても22分台であったが、ここに来て歩きが入り30分近くになる。
結局ラスト1周も、歩きが入り1周30分。
手元時計7時間20分30秒で完走。2年前のリベンジだ。

反省

今回の反省として、
(1)スタート前の給食は十分にとる。
    (今回は移動時間にパン2個。通常と同じであるが、夏場は大目にとるべきか。)
(2)20km、40Kmと中間点での給食は必須。
(3)水はエイドに限定。水道水は飲みすぎにつながる。
(4)暑い時間帯での、上記3項目の練習が必要。
とにかく、富士五湖での経験したように、食べれなくなったらガス欠を肝に銘ずるべきだ。
 

次回は、7月2日、所沢航空公園耐久8時間マラソン。お楽しみに。