未公認でも、ついに悲願のサブフォー達成!!
完走後のすっきり顔。
9月に月間300Km達成。
サブフォー目標は11月23日大田原マラソン。
どうしても、年末の再手術までに、サブフォーを達成したい。ランナーズ、シティランナーを読むと月間200Km以上は必要とのこと。300Kmであれば、確実だそうだ。そこで、9月は、トレーニング主体で、200Kmを目指す。体調次第では300Kmも目標とすることにした。涼しくなってきたので、朝のジョギング7.5Kmに加えて、昼休みは近くの代々木公園7Km、片道5Kmの帰宅ランニングとメニューを増やし、週末は、山の手沿線、自宅から皇居周辺など、マラニック(マラソンピクニック)も充実。体に負担をかけずにかつ毎日走るように努める。結局312Kmを走破。月末には心拍計つきストップウオッチを購入し、走行中の体調の変化もチェック。心拍数150前後が快適と実感(通常は70台)。
10月に入っても、走るリズムが身について、ほぼ毎日帰宅ラン、週2,3回の昼休みランと10月16日現在135Kmとあまりペースは変わらない。雑誌によると、距離が増えたら、スピード練習が必要とのことで、ピッチ計(980円)を購入。今までの1Km6分から1Km5分ペースを体に覚えさせるため、体調に応じて5Km、10Km、15Kmのペース走を試す。
目標は大田原マラソン。
大田原マラソンの制限時間は、15.4Kmで1時間20分(5分12秒/Kmペース)。35.4Kmで3時間20分(6分/Kmペース)。ゴールは4時間。前半16Kmの制限時間クリアが最大のポイント。あとは、いつものジョギングペース。持久力の勝負。
11月の本番に向けて試走(チャレンジ5時間走越谷)。結果はサブフォー達成。
埼玉の草加走ろう会が秋の走り込み練習を兼ねて始めた大会。マラソン愛好家300人程が毎回参加している。場所はJR武蔵野線東川口駅に近い、越谷健康福祉村。園内は、ジョギング専用道路(1周;1805m)のほか、屋内プール。サッカー場など、大人から子供まで遊べるところ。大会中も、昼近くは、芝生は家族ずれでにぎわっていた。
9時スタート。午後2時までの5時間を皆、自分のペースで走る。いつ止めても、休んでもかまわない、まさしく、集団トレーニング大会。
本番を意識して、9周(16Km)までは、ピッチ173(4分後半/Kmペース)で、呼吸を整える。涼しいせいもあって、汗の出具合は、いつもより少ない。5Km近くまでは、やや苦しい感じであったが、徐々にペースに慣れる。予定より1分短縮で16Km通過。ここからは、ピッチを169(5分20〜30秒/Kmペース)で行けるとこまでいくことにした。急にペースダウンはしずらいので、徐々に落とす。給水も本番に近い形で5Km毎にとるよう努める。ラップ計で1周9分が1Km5分ペース。10分40秒が1Km6分ペースなので、計算しやすい。走路も起伏がほとんどないのでペースを維持しやすい。20Km、25Kmと1Km5分20秒台を維持。筋肉の疲労、呼吸の苦しさなど、今のところ目標達成に支障となる要素はない。25Km過ぎから、疲労を感じる。ピッチ計がなければペースダウンになるであろうタイミングを感じる。途中のゆるやかな起伏でペースが落ちそうになる。前半のペースアップが疲労として蓄積し始めている。リズムをとるように、腕の振りでペースをつかみ、体を楽にして走るが35Km付近からは、いわゆる「マラソンの壁」がやってきた。1Km5分40秒台に落ちる。左足の裏側にまめができたような感覚の痛みが出てくる。衝撃を与えないような着地を心がけるがストライドも狭まる。36Km地点で給水、果物類でしっかり栄養補給。いつものジョギングペースでいけばサブフォー達成は間違いないのだが、本番前に故障をするわけにはいかない。極力リラックスして走るように努める。ピッチ計に頼らざるをえない。推定42.195地点で3時間46分。目標達成。「おめでとう」とひとりつぶやく。久々に感じた感動!!
追記:過去3回のフルマラソンで体に感じた疲労感が明らかに違う。足に痛みはあるが、出血もなく、ももが上がらない状態でもない。気温17度とコンディションがいいとはいえ、確実に走力がついた感じだ。本番まで1ヶ月。故障しないで、今のペースを維持できれば、公認記録でサブフォーが待っている。