国内で屈指のタフなコース! 富士山の麓で体中、火祭り?。
夏合宿は、奈良市内1周と田沢湖1周。
出張で、奈良市内へ1泊で出張することになったので、翌朝、5時起床。ホテルから、法華寺、東大寺、春日大社、報告寺、JR奈良駅、大安寺、薬師寺、唐招提寺、天皇稜、西大寺、平城京跡地内を巡る約21Kmのコースを観光兼ねて3時間のマラニック(マラソンピクニックの略称)。10数年ぶりの市内観光を、まさか、ジョギングで回れるとは、思いもよらなかったが、春日大社周辺はジョギングに最適な環境だった。
夏休みに、愛馬プラドで札幌まで帰省する途中、秋田県の田沢湖車中泊。翌朝6時起床で1周約21Kmの湖畔をLSD(Long Slow Distance)。スタート直後は、蚊やあぶに追いまくられて、愛の献血。日本で一番深い?湖のせいか、湖面が青々として、きれいだった。高原温泉の国民宿舎の露天風呂から見た田沢湖も格別であった。
まだまだ暑い。富士の麓は30度。
登り坂の多いタフなコースと雑誌に紹介されていた。コース状況が全くわからないので、不安がよぎる。スタートからいきなり、2Km程の山道を駆け上がる。路が狭く込み合うのでペースをつかむのに苦心する。今度は長いだらだら続く下り坂。5Km地点は下り坂をうまく利用して25分台。その後も、概ね下りが続く。体を自然に流す感じて、疲労を蓄積しないように心がける。給水箇所では、十分に補給し、体中に水を掛けて冷やす。喉の乾きが早い。快調なペースで進むが、9Km地点の給水地点からいきなり、富士山に向かって切り開かれた山道を駆け上がる。スキー場のような斜面で一気にローギアにはいる。前方を見るとどこまで登りなのか見当も付かず、気力を無くしそうになるので、足下を見ながら呼吸を整えてら走る。歩き始めているランナーも多く。前半で追い抜いていったランナーを徐々に抜き帰す。結局、登りの途中の10Km地点は53分台。下り坂で3分ほどの貯金ができた勘定になるが、さすがに、暑さと登りのきつさでばててきた。結局12Km地点までの約3Kmが登りであった。スキー場を登り切った気分になる。ここから、高速道路をくぐり、国道まで一気に下る。地元の人が、シャワーで体をぬらしてくれるので、感謝感激。思わず、「水かけて下さい。ひエ〜。ありがとうございます。」 まったく、登るか下るしかないようなコースで疲労感が増す。歩き始める人が目立つ。いつも感じることだが、女性はタフだ。登りで抜いても、下りや平坦部では抜き帰される。体つきも平均にしまっていて、よく鍛えられている。15Km地点は国道。1時間19分台。下りが続いてとにかくタイムはいい。貯金が11分できた。しかし、ラスト3Kmは国道から会場までの登り。朝会場に愛馬プラド途中でも長くて、きつい坂と感じていたほど。いざ、登り始めると、これまた、きつい。沿道に、何人か倒れ込んで、手当を受けている。救急車も走っている。無理せず歩こうかなと迷いが頭の中をかすめるが、ウルトラマラソン以外は歩かないのが信条。フルマラソンやウルトラの苦しさを思えば何のそのと、気持ちを奮い立たせる。ゴールは1時間53分台。北軽井沢ハーフマラソンのペースと同等。今回のコンディションでは、良くやったといえるのではないかな?
追記:とにかく、暑かった。給水ポイントでは、コップで2、3杯は必ず飲むし、頭から水はかぶる。まして、登りが数キロにもおよび、かつ勾配がきついのには、何度かめげそうになった。しかし、怪我の前からではあるが、ここのところ、スタミナが付いてきているのを、つらいレースの度に実感する。月末には、すねの骨髄から心棒を抜く再手術の日取りが決まる。なにかと、身辺騒がしくなってきた。
追記の追記:ゲストは昔懐かしいつっぱりね〜ちゃんの三原順子!北京マラソンに向けての練習だそうだ。最近の芸能人はマラソンするようになった。走るのも芸のうちか??