.安中遠足侍マラソンに向けて(梅&桜吹雪の巻)

めっきり、春めいて、ジョギングしながらかく汗はどことなく気持ちがいい。

  ●はるな梅マラソン 5Km (平成9年3月9日 晴れ)

  2日前から榛名秋間方面の山火事のことでテレビ、新聞をにぎわしている。同僚社員の実家の裏山のなし畑も被害がでるかもしれないと、金曜の昼から早退した。今日まで、連絡がないから、どうやら無事であったようだ。上空には、河川敷を消火剤の積み込み基地としているヘリコプターが10分おきぐらいにとびかっている。ふと、山の中腹をみていると、白い煙がたちのぼっている。朝からまだ、風が少し強い。昨日まで燃えていたところがまだ消えずにくすぶっているようだ。まもなく、消防車のサイレンが近づいてきた。なんとなく、あわただしい感じであるが、大会は県外からも数多く参加しているらしく、賑っている。山には、そこかしこに梅の花が咲いている。大会の名にふさわしい雰囲気がでている。来賓として元巨人軍の西本投手があいさつをしている。とにかく、すがすがしい風の中を梅をみながら、楽しめる大会であった。110人中74位、タイムは26分52秒。坂が多いコースであったが、練習の成果がでてきた。

  ●みやぎフラワーマラソン 4.2195Km (平成9年3月16日 小雨)

  今回の4.2195Kmの部は、決められたタイムに一番近いと優勝というユニークな大会。参加者も楽しみながらの雰囲気がただよっており、子供と年配の女性が多い。でも、私には、安中遠足侍マラソンに向けた練習の場。小雨のもと、春先とはいえ赤城山のふもとは寒い。地元の人言わく昨晩はみぞれまじりの雪が降ったとのこと。なんとか、県民マラソンよりは良いタイムと思い、スタートから快調にとばす。しかし、ペース配分は自分でとるしかなく、なんとなく、ペースがつかみづらい。雨のため、防水用のヤッケを着て走るも、下半身が寒い。1位でゴールするも、規定タイムより早いので、63位。タイムは2130秒。県民大会より、若干遅いも、走行中の息づかい、体の疲れ方が明らかに違う。スタミナがついてきたかもしれない。ウフフッ。

  ●甘楽城下町桜マラソン 10Km (平成9年4月20日 晴れ)

  遠足侍マラソンまで、あと3週間とせまり、週1回は8Kmくらい走るようにしてきた。なんとか、10Kmは走れると思うが、最終的には20Km走れないと遠足侍マラソンのコース、坂道18Kmは難しい。タイムもさることながら、スタミナに不安を感じながら望むことになった。毎回、大会にでるとき、地理に不案内だし、初めての参加なので、コースの起伏はわからない。今回も当日のパンフレットで見ると途中に起伏の激しい山あいのルートがあった。山岳コースといえば、万場町の山はきつかった。走りながら、あそこに比べれば、たいしたことないと言い聞かせて、走る。下り坂では、息を整えることに専念して、余裕がでてきたら、ペースを速める。コース最後の上りもきつかったけれど、万場町を走ったことが自信になっていた。タイムは54分46秒。388人中152位。1Kmを5分29秒で走れたことは、練習どおりのタイム。疲れも息づかいも普段と変わらない。初めての10Kmを完走できて、とにかく無性にうれしかった。何とかもう少しで、遠足侍マラソンを走れるようになるかもしれないと感じた。